代表:川名はつ子

 

2005年に代表の川名はつ子早稲田大学教授(当時)が、里親と共に立ち上げた勉強会です。里親をはじめ、子どもの頃に虐待を経験した方、施設での生活や里親家庭を経験した方、児童相談所の方、支援者、弁護士などの専門家など、さまざまなゲストスピーカーを招いてお話を聴き、考え、ディスカッションしながら、時には社会に発信しています。 子どもの頃に親と暮らせなかった経験のある人たち(ユース)の声を大切にしています。


子どもの声に耳を傾けよう!

絵 チャーリー・ノーマン 「子どもの意見表明権」

日本は国連総会で1989年に採択された「子どもの権利条約」を1994年に批准しました。

この条約には、守るべき4本の柱があります。

「生きる権利」「育つ権利」「守られる権利」「参加する権利」

子どもは、自分に影響を及ぼすすべての事項について「自分の意見を表明する権利」を持っています。(子どもの権利条約第12条)


早稲田里親研究会の目的

子どもの権利条約の「家庭環境を奪われた子どもの保護(20)」を前提として、家庭養育についての研究、行政等への提言と実現のための働きかけを行うとともに、里親を増やし、里親の質を高めることを目的とする。(ここで言う家庭養育は、里親・養子縁組の代替養育を指す)

 

子どもの権利条約第20条

  1. 一時的若しくは恒久的にその家庭環境を奪われた児童又は児童自身の最善の利益にかんがみその家庭環境にとどまることが認められない児童は、国が与える特別の保護及び援助を受ける権利を有する。
  2. 締約国は、自国の国内法に従い、1の児童のための代替的な監護を確保する。
  3. 2の監護には、特に、里親委託、イスラム法のカファーラ、養子縁組又は必要な場合には児童の監護のための適当な施設への収容を含むことができる。解決策の検討に当たっては、児童の養育において継続性が望ましいこと並びに児童の種族的、宗教的、文化的及び言語的な背景について、十分な考慮を払うものとする。

 お互いを尊重しあい、敬意をもって参加することでみんなが安心して発言し、話を聴くことができます。里親研究会は、ひとりひとりの思いを大切にしています。

 

 ・「子ども」も「大人」も「立場」も関係なく、みんなフラットです。

・反対意見を述べる際は、発言者を否定しないように注意します。

 


役員一覧 

代表 川名はつ子

副代表 鈴木 正昭

事務局長 松本 素子

運営委員 鈴木 章之 上坂 洋文 立川 俊一・聡子 宇佐神 望 志賀志穂 阪野 学 

監事   加藤久美

早稲田里親研究会パンフレット

早稲田里親研究会フレンドホームパンフレット